バファリンシリーズとロキソニンSの違いは?成分・特徴・選び方を薬剤師が解説

解熱鎮痛薬

バファリンとロキソニンは、どちらも市販の痛み止めですが、中身は同じではありません。

結論からいうと、ロキソニンSはロキソプロフェン系として整理しやすく、バファリンはシリーズによって成分や特徴が異なります。

比較するときは、「バファリンとロキソニン」ではなく、どの商品を比べるかまでそろえるのが大切です。


結論|バファリンは「シリーズで違う」、ロキソニンは「軸がわかりやすい」

先に整理すると、違いは次の通りです。

  • ロキソニンS
    ロキソプロフェン系の痛み止めとして理解しやすい
  • バファリン
    シリーズごとに成分や特徴が異なり、一括りで比べにくい
  • 選び方のポイント
    「どっちが強いか」より、「どの商品を見ているか」を先に確認する

つまり、ロキソニンはシリーズ内の軸をつかみやすく、バファリンはブランド内の違いを先に整理した方がよいということです。ロキソニンSの製品一覧ではS、クイック、プレミアム、プラスなどが並び、バファリン側もプレミアムDXクイック+、プレミアム、A、ルナiなど複数商品が案内されています。


比較表①|ブランド全体の違いをざっくり整理

項目バファリンロキソニンS
ブランドの特徴シリーズごとに成分や特徴がかなり異なるロキソプロフェン系を軸にしたシリーズで整理しやすい
比較のしやすさ「どのバファリンか」を確認しないと比べにくいシリーズ内の違いを追いやすい
選ぶときのコツまず商品名まで確認する基本タイプか、クイック・プラス・プレミアム系かを見る
こんな人が迷いやすいバファリンをひとまとめで考えている人ロキソニンSのシリーズ差がわからない人

バファリンはシリーズ差が大きいため、「バファリンとロキソニンの違い」だけで考えると比較が雑になりやすいです。
まずはブランド全体の違いを整理し、そのあと代表商品で比べた方がわかりやすいです。


比較表②|代表商品で見る違い

項目バファリンプレミアムバファリンルナiロキソニンSロキソニンSプラス
位置づけバファリンの主力候補の1つ生理痛・頭痛を意識しやすい代表商品ロキソニンSの基本形胃への配慮を打ち出したタイプ
主な特徴イブプロフェン+アセトアミノフェンのダブル処方イブプロフェン+アセトアミノフェンのダブル処方ロキソプロフェン配合ロキソプロフェン+酸化マグネシウム配合
胃への配慮の打ち出し胃にやさしい※を訴求胃にやさしい※を訴求基本タイプとして選びやすい胃にやさしい成分をプラス
眠気成分眠くなる成分を含まない眠くなる成分を含まない眠くなる成分を含まない眠くなる成分を含まない
こんな見方がしやすいかバファリン内で幅広く検討したい人向け生理痛向けも含めて見たい人向けロキソニンをシンプルに選びたい人向けロキソニンで胃への配慮も見たい人向け

商品選びまで踏み込むなら、ブランド同士ではなく代表商品同士で比べる方が実用的です。
バファリンプレミアムやルナiは公式でイブプロフェン+アセトアミノフェンのダブル処方として案内され、ルナiは眠くなる成分を含まない製品として紹介されています。ロキソニンSプラスは酸化マグネシウムを加えた「胃にやさしい成分をプラス配合」の製品として案内されています。


まずは「ブランド比較」、選ぶときは「商品比較」で考える

バファリンとロキソニンSの違いを知りたいときは、最初にブランド全体の違いをつかみ、そのあと代表商品で比べると整理しやすいです。

最初から「バファリン vs ロキソニン」で決め打ちすると、バファリン側のシリーズ差を見落としやすくなります。
逆に、商品名までそろえて比べれば、「どれを候補にするか」がかなり見えやすくなります。


一番大きい違いは「ブランド内のバラつき」

バファリンとロキソニンSの一番大きい違いは、ブランド内のバラつきです。

ロキソニンSはロキソプロフェン系の痛み止めとして理解しやすい一方、バファリンはシリーズによって成分や特徴が異なります。
そのため、「バファリンとロキソニンの違い」を知りたいつもりでも、実際にはどのバファリンを見ているかで話が変わることがあります。

この点を整理せずに比較すると、読んでいる側はかなり混乱しやすいです。


バファリンを選ぶときは「シリーズ名」まで見る

バファリンを選ぶときは、「バファリン」という名前だけで決めない方が安心です。

たとえば、公式ラインナップでもプレミアムDXクイック+、プレミアム、A、ルナiなど複数の商品が並んでいます。
つまり比較するときは、シリーズ名まで見て判断することが大切です。

「前に使ったバファリンがよかった」と思っていても、別シリーズだと中身や特徴が違うことがあります。


ロキソニンSは「ロキソニン系で考えやすい」

一方でロキソニンSは、ロキソプロフェンを主成分としたシリーズとして整理しやすいです。

もちろん、ロキソニンSにもクイック、プレミアム、プラスなどの違いはあります。
ただ、バファリンほど「ブランド内で別物感が強い」というより、ロキソニン系の中で特徴を選ぶ感覚に近いです。ロキソニンS公式ページではロキソプロフェン配合の解熱鎮痛薬として案内され、製品一覧でも各派生商品が整理されています。


どっちが効く?ではなく、まず比較対象をそろえる

「結局どっちが効くの?」と考えたくなりますが、このテーマで先にやるべきなのは比較対象をそろえることです。

たとえば、

  • バファリンプレミアムとロキソニンSで比べるのか
  • バファリンルナiとロキソニンSプレミアムファインで比べるのか
  • バファリンAとロキソニンSで比べるのか

で、答えの見え方が変わります。

つまり、“バファリン vs ロキソニン” は雑すぎる比較になりやすいということです。
比較するときは、まず商品名までそろえた方が失敗しにくいです。


胃への負担が気になる人はここを先に見る

ロキソニンSはNSAIDsの解熱鎮痛薬で、胃への負担に注意が必要です。ロキソニンSプラスのように酸化マグネシウムを配合した商品もありますが、だからといって無条件で安心とは言えません。

バファリン側も、シリーズによって考え方が変わるため、「バファリンだから胃にやさしい」とひとまとめにはできません。
胃が弱い方は、ブランド名だけで判断しない方が安心です。


こんな人は自己判断で選ばない方がいい

次のような方は、自己判断だけで選ばない方が安心です。

  • 胃が弱い方
  • 痛み止めで胃痛や吐き気が出たことがある方
  • 他の薬を飲んでいる方
  • 妊娠中、授乳中の方
  • 持病がある方
  • どのシリーズを選べばいいかわからない方

比較記事は便利ですが、迷っている時点で相談向きなことも多いです。


バファリンシリーズを見比べたい方へ

バファリンはシリーズごとの違いを見ながら選ぶのが大切です。

バファリンプレミアム
Amazonで価格を見る楽天で価格を見る

バファリンルナi
Amazonで価格を見る楽天で価格を見る


ロキソニンSを見比べたい方へ

ロキソニンSも、シリーズ内で特徴が分かれています。

ロキソニンS
Amazonで価格を見る楽天で価格を見る

ロキソニンSプラス
Amazonで価格を見る楽天で価格を見る


迷ったときの考え方

迷ったときは、次の順番で考えると整理しやすいです。

  • まず、今見ているのがどのシリーズか確認する
  • 胃への負担が気になるか考える
  • 以前に合わなかった痛み止めがないか振り返る
  • 他の薬を飲んでいないか確認する

「どっちが最強か」で考えるより、どの商品が自分に合うかで考える方が現実的です。


こんな場合は薬剤師や医師に相談を

次のような場合は、市販薬を自己判断で選び続けるより、相談した方が安心です。

  • どの痛み止めを飲んでも効きにくい
  • 頭痛や痛みが頻繁にある
  • 痛み止めを飲むたびに胃が痛い
  • 他の薬との飲み合わせが不安
  • 妊娠中、授乳中
  • 病院で治療中の病気がある

薬は「知名度」で選ぶより、今の自分に安全かで考えた方が失敗しにくいです。


注意事項

ロキソニンSのようなNSAIDsを使うときは、持病や体質にも注意が必要です。

特に、消化性潰瘍のある方は使用できません。
また、アスピリン喘息のある方は使用できません。

そのほか、他の薬を飲んでいる方や、過去に解熱鎮痛薬で発疹・喘息・強い胃痛などが出たことがある方も、自己判断を避けた方が安心です。


まとめ

バファリンシリーズとロキソニンSの違いは、ブランドの中身のそろい方にあります。

ロキソニンSはロキソプロフェン系として整理しやすい一方、バファリンはシリーズごとに特徴が違うため、「バファリン」とひとまとめにすると比較が雑になりやすいです。

そのため、比較するときは「バファリン vs ロキソニン」ではなく、どのバファリンかまで確認して比べるのが大切です。
迷ったときは、知名度だけで決めず、体質や使い方も含めて考えるようにしましょう。


関連記事

コメント