【医療ニュース解説】シアリスとロゼレムが市販薬に 何が変わる?薬剤師が解説

ED

この記事を3行でまとめると

  • ED治療薬「シアリス」と睡眠改善薬「ロゼレム」がOTC医薬品として承認された
  • どちらも「要指導医薬品」として販売される予定
  • ネット通販はできず、薬剤師による対面販売が必要になる

何が発表されたの?

厚生労働省は2026年5月20日、

  • シアリス(有効成分:タダラフィル)
  • ロゼレムS(有効成分:ラメルテオン)

について、OTC医薬品としての製造販売を承認しました。

同時に、両成分は「要指導医薬品」に指定されています。


シアリスとは?

シアリスはED(勃起不全)の治療薬です。

今回承認されたのは、

  • タダラフィル10mg
  • 18歳以上対象

の製品です。

現在は発売準備中で、発売日は未発表となっています。


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ロゼレムSとは?

ロゼレムは睡眠薬の一種です。

今回承認されたロゼレムSは、

  • 15歳以上が対象
  • 「寝つきが悪い」という一時的な不眠の改善

を目的としています。

発売は2026年7月28日予定です。


市販薬になったらネットで買えるの?

ここが誤解しやすいポイントです。

今回承認された2製品は、

「要指導医薬品」

に分類されます。

要指導医薬品は、

  • 薬剤師による説明が必要
  • 対面販売のみ
  • ネット販売不可

というルールがあります。

つまり、

「Amazonで購入」
「ネット通販で購入」

はできません。


オンライン診療は不要になる?

結論から言うと、

完全に不要になるわけではありません。

例えばED治療では、

  • シアリス20mg
  • バイアグラ
  • レビトラ系薬剤

など他の選択肢もあります。

睡眠治療でも、

  • デエビゴ
  • ベルソムラ
  • クービビック

など処方薬があります。

そのため、

「まず市販薬を試したい人」

には選択肢が増えますが、

症状によっては医療機関での診察が必要です。

薬剤師コメント

今回のニュースは、

「シアリスとロゼレムが完全に市販化された」

というより、

薬剤師の管理下で購入できるようになった

という理解が近いと思います。

特にシアリスは偽造薬や個人輸入の問題も指摘されてきました。

正規ルートで購入できる選択肢が増えることは、多くの人にとってメリットと言えるでしょう。


まとめ

  • シアリスとロゼレムがOTC医薬品として承認
  • 両方とも要指導医薬品に指定
  • ネット販売は不可
  • 薬剤師による対面販売が必要
  • オンライン診療や医療機関の役割は今後も残る

今後は発売日や販売方法の詳細にも注目が集まりそうです。

現場で働く薬剤師の視点から、2026年の最新薬(フォンダヨ、アクイプタ等)や、医療費負担が変わる「選定療養」の仕組みを日本一わかりやすく解説します。「どの薬を選べば損をしないのか?」という切実な疑問に、プロの知見でお答えする「おくすり辞書」を目指しています。

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