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「昼間どうしても眠い」
そんな経験は誰にでもあります。
しかし、
- 十分寝ているのに強い眠気が続く
- 会話中や食事中でも眠ってしまう
- 笑った瞬間に力が抜ける
といった症状がある場合は、ナルコレプシーという病気が隠れている可能性があります。
今回は医療ニュースをきっかけに、普通の眠気とナルコレプシーの違いを薬剤師の視点で解説します。
ナルコレプシーとは?
ナルコレプシーは、睡眠と覚醒を調節する脳の働きに異常が起こる病気です。
主な症状は、
- 強い日中の眠気
- 睡眠発作
- 情動脱力発作(カタプレキシー)
- 金縛り
- 入眠時幻覚
などです。
単なる寝不足とは異なり、自分の意思では眠気をコントロールしにくい特徴があります。
普通の眠気との違い
普通の眠気
- 寝不足の後に起こる
- 仮眠で改善する
- 会議や授業中に眠くなる
- 睡眠時間を増やすと改善する
ナルコレプシー
- 十分寝ても眠い
- 強烈な眠気が突然くる
- 会話中でも眠ってしまう
- 長期間続く
- 学業や仕事に支障が出る
特徴的な症状「情動脱力発作」
ナルコレプシーで特徴的なのが
情動脱力発作(カタプレキシー)
です。
例えば
- 大笑いした時
- 驚いた時
- 興奮した時
に
- 膝がガクッとする
- 首が落ちる
- 力が入らなくなる
ことがあります。
意識はあるままです。
この症状は普通の眠気では起こりません。
どんな人に多い?
発症は
- 10代
- 20代前半
が多いとされています。
ただし、
「怠けている」
「やる気がない」
と誤解され、
診断まで何年もかかるケースもあります。
治療法はある?
あります。
治療では
- 生活習慣の調整
- 計画的な短時間睡眠
- 薬物療法
が行われます。
日本では
- モディオダール(モダフィニル)
- ビバンセ
- ワキキシ
などが使用されます。
※治療内容は医師が判断します。
薬剤師の視点
眠気は誰にでもあります。
しかし、
- 十分寝ても眠い
- 学校や仕事に支障が出る
- 急に眠ってしまう
場合は、単なる寝不足と決めつけないことが大切です。
特に若い方では、
「やる気の問題」
と誤解されやすい病気でもあります。
気になる症状が続く場合は、睡眠外来や神経内科へ相談してみましょう。
まとめ
ナルコレプシーは単なる眠気ではなく、脳の睡眠調節機能に関わる病気です。
普通の眠気との違いは、
- 十分寝ても眠い
- 突然強い眠気が起こる
- 情動脱力発作がある
ことです。
眠気で生活に支障が出ている場合は、一度医療機関へ相談してみることをおすすめします。

